北秋田市議会 > 2021-09-09 >
09月09日-01号

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  1. 北秋田市議会 2021-09-09
    09月09日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 3年  9月 定例会       令和3年 北秋田市議会9月定例会会議録                         (令和3年9月9日)第1日目 令和3年9月9日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子    10番  佐藤文信        11番  永井昌孝    13番  長崎克彦        14番  板垣 淳    15番  関口正則        16番  堀部 壽    17番  佐藤重光        18番  中嶋洋子    20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。     9番  武田浩人        12番  大森光信3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     佐藤栄作 産業部政策監   金澤 誠   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小坂竜也   会計管理者    宮腰正樹 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   長岐孝生   財政課長     西根弘樹 市民課長     小笠原 武  福祉課長     小笠原 隆 高齢福祉課長   鈴木雅昭   農林課長     三沢 聡 都市計画課長   高橋将樹   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     藤原甚英4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     米澤田茂   次長       佐藤敏文 副主幹      松岡繁広5、会議事件は、次のとおりである。       令和3年 北秋田市議会9月定例会議事日程                               (第1)     開会     開議     議長の諸報告(文書)     遺影安置     黙祷     弔詞贈呈     追悼のことば     遺影退場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第67号 北秋田市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の制定について 日程第5 議案第68号 北秋田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 議案第69号 北秋田市障害児通園(デイサービス)施設条例の一部を改正する条例の制定について 日程第7 議案第70号 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 議案第71号 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第5号) 日程第9 議案第72号 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第73号 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第11 議案第74号 令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第75号 令和3年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第76号 令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第77号 北秋田市過疎地域持続的発展計画の策定について 日程第15 報告第7号 令和2年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について 日程第16 報告第8号 令和2年度北秋田市決算に係る資金不足比率について 日程第17 報告第9号 北秋田市が出資する法人の経営状況について 日程第18 認定第1号 令和2年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第19 認定第2号 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第20 認定第3号 令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第21 認定第4号 令和2年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第22 認定第5号 令和2年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第23 認定第6号 令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第24 認定第7号 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第25 認定第8号 令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第26 認定第9号 令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第27 認定第10号 令和2年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第28 認定第11号 令和2年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第29 認定第12号 令和2年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第30 認定第13号 令和2年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第31 認定第14号 令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第32 認定第15号 令和2年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第33 認定第16号 令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第34 認定第17号 令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第35 認定第18号 令和2年度北秋田市病院事業会計決算の認定について 日程第36 認定第19号 令和2年度北秋田市水道事業会計決算の認定について 日程第37 認定第20号 令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の認定について 日程第38 陳情第41号 沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を辺野古新基地建設のための埋め立てに使用しないことを国に求める意見書提出に関する陳情書 ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 これより令和3年北秋田市議会9月定例会を開会いたします。   (開会)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 なお、9番 武田 浩人議員、12番 大森 光信議員からは欠席届が提出されております。   (開議)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますので、ご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  日程に入る前に、去る8月24日にご逝去なされました故松橋 隆議員の追悼の儀を執り行います。 なお、遺影は議場の祭壇に安置しております。 ここで、故松橋 隆議員のご冥福をお祈りいたしまして、黙祷を行います。 遺影に向かって、全員ご起立願います。 黙祷始め。   (黙祷) ○議長(黒澤芳彦)  黙祷を終わります。 ご着席願います。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、故松橋 隆議員に対し、議会として弔詞を贈呈したいと思います。 小職において起草いたしました弔詞を朗読いたします。 ご起立願います。 弔詞。 これまで市政のために貢献されました北秋田市議会議員、故松橋 隆氏の長逝を追悼し、謹んで弔詞をささげます。 令和3年9月9日。北秋田市議会。 以上です。 ご着席願います。 ただいま朗読いたしました弔詞の贈呈方については、小職に一任願います。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、弔意を表すために、18番 中嶋 洋子議員から発言の申出がありますので、これを許可いたします。 18番 中嶋 洋子議員、ご登壇願います。 ◆18番(中嶋洋子) (18番 中嶋 洋子君登壇) 追悼の言葉。 本日ここに、令和3年9月定例議会が開催されるに当たり、議長のお許しをいただき、去る8月24日、ご逝去されました故松橋 隆議員を悼み、謹んで追悼の言葉を申し上げます。 あなたが急逝されてからちょうど半月が過ぎました。今日の定例会に、隣の19番議席から「おはよう」と元気な声をかけてくれる、あなたのお姿がありません。 あなたは、平成11年11月の阿仁町議選で初当選し、議員活動は5年4か月でした。引き続き合併後、北秋田市議会においては、16年5か月の議員活動でした。その間に、教育民生常任委員長、決算特別委員長、さらに、議会選出の監査委員、その他多くの要職を歴任されております。 3月定例会において、市長の施政方針を問う会派の代表質問がありました。その中に、林業の活性化について、早くモデル地区をつくるべきの質問がありました。特に、林業については、造詣が深い方でございました。 また、会派みらいの代表として、常にみんなの意見をよく聞き、時に的確なアドバイスをし、研修や議論もし、大いに語り、若い人を育ててくれる楽しい会派にしてくださいました。これもあなたの誠実なお人柄によるものです。 突然の訃報に、コロナ禍のためお電話ではお話ししていましたが、しばらくお会いしていませんでしたので、とにかくご自宅にお悔やみに伺いました。顔伏せの白い布を取ったとき、今まで見たことのない穏やかなお顔になっていて、我慢していた涙があふれてきました。 このような市政発展のためご活躍された松橋 隆議員を失ったことは、当市にとっても大きな悲しみと損失でございます。 私たちは、志半ばにご逝去された松橋 隆議員の遺志を引き継ぎ、我がふるさと北秋田を愛し、住みよい環境づくりに邁進し、北秋田市政の進展、北秋田市議会の発展に尽くす決意を新たにし、ここにお誓いいたします。 今、在りし日のあなたを偲び、これまでのご功績に敬意と感謝の意を表します。 ご遺族並びに北秋田市の前途に限りなきご加護を賜りますようお願い申し上げ、追悼の言葉といたします。 令和3年9月9日。北秋田市議会議員 中嶋 洋子。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、市長からの発言の申出がありますので、これを許可いたします。 市長。 ◎市長(津谷永光) (市長 津谷 永光君登壇) ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、北秋田市議会議員 松橋 隆様のご逝去を悼み、謹んで追悼の言葉を申し述べさせていただきます。 北秋田市議会議員 松橋 隆様におかれましては、平成11年の旧阿仁町議会議員選挙に初当選されて以来、24年以上の長きにわたり、旧阿仁町及び北秋田市の発展に多大なご貢献をいただきました。 特に、新市が誕生して間もない頃、郷土展望に立ち、秋田内陸線や森吉山阿仁スキー場の存続を訴え、熱意を持って取り組んでこられました。今、地域の宝は、北秋田市のみならず、秋田県の大事な観光資源として、にぎわい創出の大きな役割を担っております。 私は、平成21年に市長に就任してから今日まで、共に北秋田市発展のために働かせていただいたことを誇りに思い、あなたから賜りましたご指導、ご鞭撻に心より感謝を申し上げます。 残された私どもは、あなたを失いました深い悲しみを乗り越え、あなたが地域に残した足跡と情熱を受け継ぎ、北秋田市発展のため全力を尽くすことを謹んでお誓いを申し上げます。 これまでのご功績に改めて敬意を表しますとともに、御霊のご平安とご遺族並びに北秋田市の前途に限りないご加護を賜りますようお祈りを申し上げ、追悼の言葉といたします。 令和3年9月9日。北秋田市長 津谷 永光。 ○議長(黒澤芳彦)  遺影の退場です。 暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時13分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時16分) ○議長(黒澤芳彦)  以上で追悼の儀を終わります。 ここで、教育長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 教育長。 ◎教育長(佐藤昭洋) (教育長 佐藤 昭洋君登壇) 議長から発言のお許しをいただきましたので、スクールバスの事故についてご報告いたします。 スクールバスの事故に関しましては、4月から軽微な事故も含め4件の事故が発生しておりました。 1件目は、信号で停車中のバスに追突された事故、2件目は、方向転換の際、側溝に脱輪し、乗車中の児童が軽傷を負った事故、3件目は、沿道にある民家の樹木の折れた枝にぶつかり、フロントガラスを破損した事故、4件目は、トラックと擦れ違う際、サイドミラーが接触し破損した事故で、いずれも児童生徒の乗車中の事故でありました。 2件目の事故については、8月27日の臨時会において、賠償金の支払いと和解について報告させていただきましたが、それ以外の事故では、けがをした児童生徒はおりませんでした。 今回の事故は、今年度5件目の事故であり、臨時会から4日後の8月31日、午後4時25分頃、児童6名を乗せたスクールバスが、七日市字山ノ上方面から国道105号線に入り、米内沢方面に左折する際、バスの右前部を民家のブロック塀に衝突させた事故であります。幸い、乗車していた児童にけがはなかったものの、大きなショックを受けていることが考えられることから、今後、子供たちの様子に十分、気を配りながら、心のケアにも努めてまいります。 これまでの事故を受け、運転業務を担う職員には、運転日報による点検記録の徹底、トラブル発生時の通報、連絡体制の再確認、事故後の訓示、運行路線の要注意箇所の情報共有、北秋田警察署並びに県北自動車学校のご協力をいただいての安全運転講習の受講を行うなど、何よりも安全を優先させるよう指導してまいりましたが、度重なる事故の発生にじくじたる思いをしております。 今後は、職員に対し事の重大さをより一層認識させ、各種講習の受講等により、スクールバスの安全な運行につながる取組を行ってまいります。 本来、児童生徒の安全・安心を確保することを目的として運行しているスクールバスでありますが、児童生徒、保護者及び市民の皆様の信頼を大きく損ねましたことを深くおわび申し上げるとともに、信頼回復のための体制強化に取り組んでいくことを申し上げ、報告とさせていただきます。大変申し訳ありませんでした。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、14番 板垣 淳議員、15番 関口 正則議員、18番 中嶋 洋子議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 令和3年北秋田市議会9月定例会に当たりまして、去る8月30日と9月1日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 最初に、本定例会の会期でございますが、当局より提案された議案件数は、条例案4件、補正予算案6件、単行議案1件、報告3件、認定20件の合計34件と、請願・陳情が1件でありました。当局より総務部長、総務課長の出席を求め、提出議案について概要説明を受けております。 協議の結果、会期を本日から10月1日までの23日間としております。会期の日程については、お手元に配付の日割(案)のとおりでございます。 一般質問は、9月1日午前10時で締め切ったところ7名からの通告があり、協議の結果、1日目に4名、2日目に3名ということにいたしました。 令和2年度の各会計決算については、本定例会で設置される予定の決算特別委員会に付託し、審査をお願いすることとしており、決算特別委員会では、常任委員会と所管を同じくする分科会を設置し、詳細な審査をお願いすることとしております。 また、クールビズ対応については、9月末までとしておりましたが、9月定例会最終日の10月1日までとすることにいたしました。 そして、本定例会でも、これまでと同様に新型コロナウイルス感染症防止のため、議員及び説明員はマスクを着用し、発言も着用したままとするほか、議員席は隣の席との間の飛沫感染防止のための仕切りを設置しております。併せて、説明員席もその対策を取る必要があることから、説明員席には、市長、副市長、教育長のほか、部長相当職、総務課長、財政課長、総合政策課長以外は、議案や質問内容に応じて入替えを行います。ほかの説明員は別室で待機していただき、答弁が必要になった場合には、別室から議場に来ていただき答弁することといたします。 皆様にはご不便をおかけしますが、議場内での感染防止に協力していただきますようお願い申し上げます。 傍聴席も同様に感染防止に努める必要があることから、席の間隔を空けて着席していただくほか、マスクを着用していただきます。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から10月1日までの23日間とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月1日までの23日間と決定いたしました。
    ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。 ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時25分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時27分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第4「議案第67号、北秋田市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第67号、北秋田市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の制定について。 北秋田市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い、固定資産税の課税免除に関し、所要の規定を定めるものでございます。 次のページより条例案となってございますが、最後のページに資料として、条例の概要を添付してございますので、そちらをご覧いただきたいと思います。 今回の条例の概要でございます。 1の公布された法令につきましては、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、いわゆる新過疎法で、令和3年3月31日公布、同4月1日施行となってございます。 2の条例の趣旨・目的でございますが、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い、固定資産税の課税免除に関する規定を定めるもので、旧過疎法におきましても、同様の趣旨の規定がなされておりましたが、これが令和3年3月31日までの時限立法により廃止となり、同時に本市の条例も廃止となったことから、新たに制定するものでございます。 3の概要でございますが、法に規定する過疎地域持続的発展市町村計画、これは北秋田市過疎地域持続的発展計画となりますが、この当該計画記載の産業振興促進区域であります市内全域におきまして、振興すべき業種として定められた製造業、情報サービス業等、農林水産物等販売業または旅館業の用に供する設備の取得等をした者に係る固定資産税について、要件を満たす場合には、申請に基づき3年間課税免除することができるとするものでございます。 なお、従来の対象業種でありました製造業、農林水産物等販売業、旅館業に、新たに当該条例より、情報サービス業等が追加となってございます。 その減免要件でございますが、①取得価額の合計額が、製造業または旅館業では500万円以上、ただし、資本金の額等が5,000万円を超え、1億円以下である法人に行うものにあっては1,000万円以上、資本金の額等が1億円超えである法人が行うものにあっては2,000万円以上が対象となるものでございます。情報サービス業等または農林水産物等販売業につきましては、500万円以上が要件となってございます。 ②の免除対象設備等につきましては、令和3年4月1日以降、つまりは新過疎法施行以降に取得した家屋及び償却資産並びに当該家屋の敷地である土地が対象となるものでございます。 4の施行期日でございます。公布の日から施行し、令和3年4月1日から適用するものでございます。 以上が条例の概要となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は、所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらないよう大綱にとどめ、また、自分の所属する委員会に付託される議案や、それに関連する部分についての質疑、また、単純な質問や数字のみを求める質疑、議員個人の考えに対して当局の回答を求める質疑などは控えていただき、簡潔明瞭な質疑をしていただきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。 これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第67号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第5「議案第68号、北秋田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) おはようございます。ご提案申し上げます。 議案第68号、北秋田市手数料条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律による、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カードの発行主体が地方公共団体情報システム機構となり、手数料についても同機構が設定することとなったため、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページが改正条文で、その次の新旧対照表をご覧願います。 新旧対照表のとおり、別表第1中、13の個人番号カード再交付手数料に関する規定を削除するものとなります。 次の資料をご覧願います。 改正理由につきましては、提案理由で述べましたとおり、法改正により個人番号カードの発行主体が地方公共団体情報システム機構とされ、手数料についても同機構が設定することとなったことから、所要の整備を行うものとなります。 改正内容は、個人番号カード再交付手数料に関する規定を市条例から削除するものでございますが、発行の際の手数料については、地方公共団体情報システム機構からの受託による徴収へと位置づけが変わるものでございます。再交付の際の手数料について、1枚につき800円というのは変わりありません。 なお、初回発行の際の手数料については、これまでどおり徴収しないこととなります。 この条例は公布の日から施行するものとなります。 以上、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第68号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第6「議案第69号、北秋田市障害児通園(デイサービス)施設条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第69号、北秋田市障害児通園(デイサービス)施設条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市障害児通園(デイサービス)施設条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由でございます。 北秋田市障害児通園(デイサービス)施設である「もろびこども園」の移転に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。 次のページが改正条文で、その次の新旧対照表をご覧ください。 この改正は、第2条の1の変更でございまして、障害児通園施設である「もろびこども園」を現在地、綴子字糠沢上谷地290番地2から、旧鷹巣中央小学校に隣接する旧鷹巣中央児童館、脇神字高村岱110番地4に移転することとしたため、施設の位置を変更するものでございます。 附則として、この条例は令和3年12月1日から施行するものです。 現在、旧鷹巣中央児童館を障害児福祉サービスが実施できるよう、改修工事を8月27日に着手しており、11月中旬頃に完了する見込みで進めてございます。移転後、開所を12月1日予定としております。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第69号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「議案第70号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) おはようございます。 ご提案いたします。 議案第70号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 市営住宅の建て替え及び火災による焼失に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。 2枚目以降に条例案を掲載してございますが、新旧対照表でご説明いたしますので、新旧対照表の5分の1ページをお開き願います。 第1条でございますが、令和3年1月に発生した林岱団地の火災に伴う警察の制限解除、入居者家財の片づけが終了したことから、昭和56年度建設の住宅のうち1戸の用途を廃止し、林岱団地に関わる別表第1を記載のとおり改め、合川地区の合計を「116」から「115」に、北秋田市の合計を「492」から「491」に改めるものでございます。 続きまして、5分の3ページをお開き願います。 第2条でございますが、南鷹巣団地の市営住宅建て替えに伴いまして、木造平屋2戸建て2棟の新築によって、南鷹巣団地に関わる別表第1の記載を表のとおり改め、鷹巣地区の合計を「245」から「249」に、北秋田市合計を「491」から「495」に改めるものです。 次のページをお開き願います。 また、第3条でございますが、既存の住宅、昭和52年度建設の住宅のうち4戸建て2棟8戸の用途を廃止し、南鷹巣団地に関わる別表第1を記載のとおり改め、鷹巣地区の合計を「249」から「241」に、北秋田市合計を「495」から「487」に改めるものでございます。 施行日でございますが、第1条の規定は令和3年10月1日から、第2条の規定は同年10月12日から、第3条の規定は同年11月1日からでございます。 以上、よろしくご審議のほどをお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第70号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時43分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (10時44分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第8「議案第71号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、予算書の1ページのほうをお願いいたします。 議案第71号、令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)。 令和3年度北秋田市一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億455万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ243億3,135万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の総額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 地方債の補正。 第2条、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 最初に、地方債補正よりご説明申し上げますので、6ページのほうをお願いいたします。 第2表、地方債補正でございます。1件の変更となっております。 起債の目的ですが、県営事業として実施しております農地中間管理機構関連圃場整備事業について、計画変更に伴う県負担金の増額により、当該事業の財源として発行を予定しております起債の限度額を補正前1,150万円から、補正後1,700万円に550万円増額変更するものでございます。 なお、起債の方法、利率、償還の方法は、それぞれ記載のとおりとなっております。 続きまして、歳入歳出予算をご説明申し上げますので、事項別明細書の6ページのほうをお願いいたします。 最初に、歳出よりご説明申し上げます。 6ページ下段となりますが、2款1項8目企画費に2億7,239万5,000円の補正計上をしてございます。 そのうち、ふるさと寄附金に関する必要経費といたしまして、7節報償費の報償品に返礼品分として1億5,470万円、次のページ、7ページ上段の11節役務費に7,020万5,000円、12節ふるさと寄附金返礼品発注等業務委託の1,091万円など、合計2億6,572万7,000円を計上するものでございます。このふるさと寄附金につきましては、当初予算及び6月補正予算に歳入として合計6億円計上してございますが、現在までの寄附実績額に加え、今後も大幅な伸びが見込まれることから、今回の補正予算、歳入に5億円追加計上するとともに、併せまして返礼品などの歳出も計上するものでございます。 7ページ中段となりますが、次に、2款1項10目地方交通対策費、18節にマイタウンバス運行費補助金といたしまして103万5,000円を計上しております。こちらは、路線バスの小森湯ノ岱線の廃止に伴う代替交通手段といたしまして、10月よりデマンド型乗合タクシーを運行するための補助金となっております。 次、9ページのほうをお願いいたします。 9ページの一番下となります、3款2項1目児童福祉総務費、12節に設計委託といたしまして446万9,000円を計上しております。これは、子育てサポートハウスの新築設計費用として計上するもので、今年度内に設計を終え、来年度、新築工事に着手する予定といたしてございます。 なお、建設場所につきましては、宮前町の保健センター隣接地を予定してございます。 次のページをお願いいたします。 3款3項2目生活保護費の扶助費、22節に過年度分返還金といたしまして6,248万9,000円を計上してございますが、これは、生活保護費の国庫負担金令和2年度精算に伴う返還金となるものでございます。 なお、3款の民生費以降の22節に過年度分返還金を各目において計上してございますが、これは、全て国県補助金の令和2年度精算分として計上しているものでございます。 続きまして、11ページとなります。 11ページの中段、6款1項3目の農業振興費、18節に担い手育成確保等対策事業費補助金として500万円計上してございます。こちらは、地域農業の担い手から経営を継承した後継者に対し、経営発展させるための取組を支援するもので、一定の要件を満たした場合、1人当たり100万円を上限として補助するものとなっており、今回5人分を計上いたしてございます。 なお、財源といたしましては、国庫補助金2分の1を予定してございますが、この補助金の事業の事務局が一般社団法人日本農業会議所となることから、そちら経由で補助金が入ることになりますので、雑入に計上するものとなってございます。 同じく6款1項6目の農地費の18節農地中間管理機構関連圃場整備事業負担金として550万円計上してございますが、先ほどの地方債補正の際にもご説明申し上げましたとおり、県営事業として実施しております土地改良事業の計画変更に伴う県負担金の増額に伴い計上するものでございます。 次に、6款2項2目の林業振興費、12節の測量設計委託500万円の減額補正並びに14節工事請負費の500万円の増額補正につきましては、いずれも林道改良事業奥見内線に関するもので、6月補正におきましても県補助金の追加交付により増額補正を行ったところでございますが、既に発注してございます設計測量委託料に請負差額が出る見込みとなったことから、委託料と工事請負費を組替えすることで、次年度施工予定の工事をさらに前倒し施工するものでございます。 次に、12ページのほうをお願いいたします。 上段、7款1項5目観光費の12節委託料に、国際樹氷サミットFAMツアー招聘業務委託として143万5,000円を計上しております。こちらは、観光事業専門家等を対象としたFAMツアーによる樹氷プロモーション等を実施するためのもので、6月補正予算にて議決いただいております樹氷サミットに併せて開催するものでございます。 なお、財源といたしましては、全額国庫補助金を予定してございますが、既に国に申請しておりました既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業、こちらの事業採択を受け、今回の業務委託費の143万5,000円に加え、6月補正の樹氷サミット開催経費456万5,000円を加えました600万円が事業対象経費として全額補助される予定であることから、今回の補正予算におきまして600万円を特定財源として見込むものでございます。 次に、7款1項6目観光施設費、14節の工事請負費1,536万7,000円につきましては、クウィンス森吉の源泉ポンプ取替え工事並びに館内放送設備の交換工事に要する費用となってございます。 同じく6目の18節既存観光拠点再生事業補助金3,985万8,000円につきましては、国の既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業により施設改修を実施する4事業者5事業に対する補助金として計上したもので、その主なものといたしましては、マタギの里観光開発による打当温泉の客室改修補助金、NPO法人森吉山による森吉山阿仁スキー場の山麓駅舎の改修等となってございます。 続きまして、14ページのほうをお願いいたします。 中段、12款1項1目の公債費元金、12節に長期債元金といたしまして1,000万円を計上してございますが、こちらは、昨年度、民間社会法人に対し保育施設整備のために社会福祉施設整備資金2,000万円を貸付けいたしてございますが、今年度に入り、当該法人より1,000万円の繰上償還の申出があったことを受け、歳入の貸付金収入と併せて計上するものでございます。 歳出の最後となりますが、13款2項1目財政調整基金、24節積立金に3億5,714万9,000円計上してございますが、こちらは地方財政法第7条の規定に基づき、令和2年度決算剰余金の2分の1を法定積立てするものでございます。 続きまして、歳入をご説明申し上げますが、特定財源につきましては、別添の資料をご参照いただきたいと思います。 こちらは一般財源の主なものをご説明申し上げます。 3ページ上段、15款1項1目の民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金、2節の児童福祉費負担金、いずれも過年度事業の精算に伴う追加交付でございますので、いずれも一般財源扱いとなるものでございます。 続きまして、次のページをお願いいたします。4ページでございます。 18款1項1目の寄附金のふるさと寄附金5億円でございますが、6月定例会でも追加補正をしたところですが、それ以降も順調な伸びを示しており、今後も増加が見込まれることから追加補正をお願いするもので、これにより補正後の額といたしましては、11億円となるものでございます。 その下、19款1項2目介護保険特別会計繰入金3,081万5,000円につきましては、令和2年度精算に伴う繰入れとなるもので、一般財源扱いとなるものでございます。 次に、19款2項1目の財政調整基金繰入金2億4,648万1,000円の減額につきましては、当該補正予算の調整財源として計上するものでございます。 なお、今回の補正により、財政調整基金の残高は約43億2,000万円となるものでございます。 次に、20款1項1目の繰越金3億5,714万9,000円につきましては、令和2年度決算剰余金の法定積立て分として、財政調整基金へ積立てする分の計上となってございます。 次に、5ページでございます。 21款5項3目雑入の説明欄、下から3番目に過年度分病院事業会計負担金精算金1億2,681万1,000円を計上しておりますが、令和2年度に一般会計から病院事業会計に支出いたしました指定管理料に係る負担金精算に伴う返還金となっております。 以上が一般会計補正予算(第5号)の概要となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第71号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時59分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時00分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第9「議案第72号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)」 日程第10「議案第73号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」 の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の7ページをお願いいたします。 議案第72号、令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)。 令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ193万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,326万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。 事項別明細書の21ページをお願いいたします。 歳出からご説明いたします。 1款1項1目一般管理費の10節、12節は、岩手大学から内視鏡の先生に月2回おいでいただいておりました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年の1月から来県を控えてもらっておりましたが、今後、内視鏡検査については、病診連携において対応することといたしましたので、10節、12節につきましては、198万3,000円全額減額するものでございます。 14節工事請負費5万2,000円は、診療所前の屋外灯ポールの腐食が激しく危険な状態であることから、撤去するものでございます。 前ページをお開きください。 歳入です。 3款1項1目一般会計繰入金の1節一般会計繰入金で、歳出との調整をしてございます。 以上が令和3年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計補正予算(第2号)のご説明です。 続きまして、予算書の10ページをお願いいたします。 議案第73号、令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)。 令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,978万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億9,839万5,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書の26ページ、歳出からご説明いたします。 3款1項2目介護予防事業費、3節職員手当等4万1,000円ですが、会計年度任用職員の勤務日数増による期末手当の増額分となってございます。 4款1項1目介護保険財政調整基金積立金、24節積立金4,871万4,000円ですが、令和2年度介護保険事業費の国費、県費等の精算後の残額を基金に積み立てるものでございます。基金残高としては、令和2年度末残高が5億300万1,000円でした。これに今回の積立金を合計いたしますと5億5,171万5,000円となりますが、今年度、9,794万4,000円の取崩しと5万2,000円の利子積立金を予定していますことから、令和3年度の残高は4億5,382万3,000円と見込んでございます。 次に、5款1項2目償還金、22節償還金利子及び割引料2,021万4,000円ですが、令和2年度介護給付費地域支援事業費の確定によりまして、国庫、県、支払基金の充当額を令和3年度に繰り越して返還するもので、内訳といたしましては、国庫が1,146万2,000円、県が737万7,000円、支払基金へは137万5,000円となってございます。 次に、5款2項1目一般会計繰出金、27節繰出金3,081万5,000円ですが、これも令和2年度の事業確定による一般会計からの繰入れ分の精算で返還するものでございます。 次に、24ページをお願いいたします。 歳入です。 1款1項1目第1号被保険者保険料82万4,000円ですが、これは、低所得者軽減負担金の精算額を1号保険料で充てるものでございます。 3款1項国庫負担金、3款2項国庫補助金、4款1項支払基金交付金、5款3項県補助金については、いずれも令和2年度分の精算に伴う追加交付分となってございます。 25ページをお願いいたします。 7款1項2目地域支援事業繰入金5,000円ですが、介護予防事業期末手当増額分の保険者負担分です。 3目低所得者介護保険料軽減繰入金4,000円ですけれども、令和2年度低所得者保険料軽減の精算による県費分の追加交付分でございます。 4目事務費繰入金4万3,000円ですが、令和2年度介護保険事業補助金のシステム改修の精算分を一般会計から繰り入れるものでございます。 8款1項の繰越金ですが、1目繰越金424万9,000円、2目介護給付費繰越金7,557万6,000円となってございます。 以上が令和3年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)の説明でございます。 以上、2件についてご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第72号と議案第73号の2件は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第11「議案第74号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、ご提案申し上げますので、予算書の13ページをお願いいたします。 議案第74号、令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)。 令和3年度北秋田市大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ517万2,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては事項別明細書にてご説明申し上げますので、事項別明細書の31ページをお願いいたします。 まずは、歳入よりご説明申し上げます。 1款2項1目不動産売払収入の1節土地売払収入に14万8,000円を計上してございますが、こちらは国道105号の道路改良工事用地といたしまして、県に対して阿仁幸屋渡字岩野目地内の土地を売却することから、そちらの売却収入を計上するものでございます。 次に、2款1項1目一般会計繰入金7万3,000円の減額計上となりますが、今回の補正の財源調整として計上するものでございます。 次のページをご覧ください。 歳出でございます。 3款2項1目分収交付金、18節の負担金補助及び交付金、土地分収交付金として7万5,000円計上してございますが、歳入の土地売払収入を分収割合に基づき関係集落に交付するものでございます。 以上が大阿仁財産区特別会計補正予算(第1号)となりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第74号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第75号、令和3年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 補正予算書の1ページをお願いいたします。 議案第75号、令和3年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。 第2条、令和3年度北秋田市病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 第1款病院事業収益、既決予定額5億3,203万4,000円、補正予定額1億2,681万7,000円、計6億5,885万1,000円。 2項医業外収益、既決予定額5億3,203万2,000円、補正予定額1億2,681万7,000円、計6億5,884万9,000円。 支出。 第1款病院事業費用、既決予定額8億2,930万4,000円、補正予定額1億2,681万7,000円、計9億5,612万1,000円。 2項医業外費用、既決予定額1億165万3,000円、補正予定額1億2,681万7,000円、計2億2,847万円。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、補正予算明細書でご説明いたします。7ページをお願いいたします。 収益的収入。 1款2項6目1節その他医業外収益1億2,681万7,000円ですが、令和2年度指定管理料の返納額1億2,681万1,000円、それから、地域療育医療拠点施設運営費補助金に係る消費税仕入控除税額相当分として6,000円を返納するものでございます。いずれも厚生連から市へ返納されるものでございます。 次に、収益的支出。 1款2項2目1節その他雑支出ですが、収益的収入と同額計上してございます。一般会計負担金精算金は、指定管理料の返納金を一般会計へ返納するものでございます。また、地域療育医療拠点施設運営費補助金返納額は、市から県へ返納するものでございます。 なお、一般会計負担金精算金につきましては、一般会計への歳入、21款5項3目1節雑入の過年度分病院事業会計負担金精算金として計上してございます。 以上が令和3年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第75号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第13「議案第76号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案いたします。 補正予算書の1ページをお開き願います。 議案第76号、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第2号)。 総則。 第1条、令和3年度北秋田市下水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 資本的収入及び支出の補正。 第2条、令和3年度北秋田市下水道事業会計予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 収入。 第1款資本的収入、既決予定額11億9,727万8,000円、補正予定額558万8,000円、計12億286万6,000円。 第4項負担金等、既決予定額2,410万2,000円、補正予定額558万8,000円、計2,969万円。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額15億1,712万7,000円、補正予定額558万8,000円、計15億2,271万5,000円。 第1項建設改良費、既決予定額5億4,681万4,000円、補正予定額558万8,000円、計5億5,240万2,000円。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたしますので、一番最後のページ、9ページをお開き願います。 資本的収入及び支出でございます。 支出のほうからご説明いたします。 1款1項1目建設改良費、17節委託料558万8,000円でございます。これは、阿仁地区の1級市道銀山水無線に架かります三両橋、こちらの架け替えがございます。その橋梁に添架してございます下水道管がございます。こちらの移設が必要なことから、実施設計業務を558万8,000円補正するものでございます。 その財源でございますが、1款4項2目工事負担金、3節工事補償費でございます。一般会計から下水道管渠移設補償費として財源に充てるものでございます。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第76号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 ここで、説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時22分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時24分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「議案第77号、北秋田市過疎地域持続的発展計画の策定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(河田浩文) (総務部長 河田 浩文君登壇) 提案いたします。 議案第77号、北秋田市過疎地域持続的発展計画の策定について。 過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第1項の規定に基づき、北秋田市過疎地域持続的発展計画を別紙のとおり定めるものとする。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 令和3年度から令和7年度までの北秋田市過疎地域持続的発展計画について、議会の議決を求めるものである。 最初に、策定の趣旨でございますが、旧過疎計画が令和2年度をもって終了したことから、新たに制定された過疎地域に係る特別措置法の規定に基づき、過疎対策事業債を活用するための根拠計画として本計画を策定するものです。 次に、旧計画との主な変更点ですが、成果指標として数値目標を掲げるほか、毎年、達成状況の評価と必要に応じて見直しを行うこととしております。また、移住・定住、情報化、再生可能エネルギーに関する大項目を追加しております。 計画策定に当たりファブリックコメントを募集しておりましたが、意見はなく、7月16日に開催されました議会全員協議会での意見交換を踏まえ、項目や文言の追加や修正を行って最終案としております。 議案の概要は以上でございます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第77号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第15「報告第7号、令和2年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について」 日程第16「報告第8号、令和2年度北秋田市決算に係る資金不足比率について」 の2件の報告を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、ご報告申し上げます。 報告第7号、令和2年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について。 次のとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、令和2年度決算に係る健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告する。 健全化判断比率のうち、実質赤字比率並びに連結実質赤字比率につきましては、黒字決算のため、どちらも赤字比率は生じておりません。 次に、実質公債費比率でございますが、10.0%ということで、昨年度より0.9ポイント改善いたしております。また、将来負担比率は71.5%で、昨年度より2.7ポイント改善いたしております。いずれの比率につきましても、それぞれ数値の下段の括弧書きにあります早期健全化基準を下回る状況となっております。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 続きまして、報告第8号をお願いいたします。 報告第8号、令和2年度北秋田市決算に係る資金不足比率について。 次のとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和2年度決算に係る資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告する。 資金不足比率につきましては、算定対象となります北秋田市病院事業会計、北秋田市水道事業会計、北秋田市下水道事業会計、いずれの会計も資金不足額がなく、資金不足比率は生じてございません。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第7号、報告第8号の2件は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第17「報告第9号、北秋田市が出資する法人の経営状況について」の報告を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(河田浩文) (総務部長 河田 浩文君登壇) 報告いたします。 報告第9号、北秋田市が出資する法人の経営状況について。 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、次の法人について資料を付して報告する。 1、一般社団法人たかのす福祉公社。 2、マタギの里観光開発株式会社。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 経営状況につきましては、添付しております各法人の令和2年度事業報告及び決算書並びに令和3年度事業計画及び予算書に記載のとおりとなってございます。 以上で報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第9号は報告済みとして終了いたします。 ここで、説明員の移動及び代表監査委員の出席を求めておりますので、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時32分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時34分) ○議長(黒澤芳彦)  日程を続けます。 日程第18「認定第1号、令和2年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について」 日程第19「認定第2号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第20「認定第3号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第21「認定第4号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第22「認定第5号、令和2年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第23「認定第6号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第24「認定第7号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第25「認定第8号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第26「認定第9号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第27「認定第10号、令和2年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第28「認定第11号、令和2年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第29「認定第12号、令和2年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第30「認定第13号、令和2年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第31「認定第14号、令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第32「認定第15号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第33「認定第16号、令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第34「認定第17号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 の17件を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 会計管理者。 ◎会計管理者(宮腰正樹) (会計管理者 宮腰 正樹君登壇) おはようございます。 それでは、令和2年度各会計の歳入歳出決算の認定についてご提案申し上げます。 認定第1号、令和2年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市一般会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第2号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第3号、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第4号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第5号、令和2年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第6号、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第7号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第8号、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第9号、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第10号、令和2年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第11号、令和2年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第12号、令和2年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第13号、令和2年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第14号、令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第15号、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第16号、令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第17号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、決算書に添付しております令和2年度北秋田市各会計歳入歳出決算の概要をご覧願います。 1ページ目をご覧願います。 この場では、認定第1号の一般会計についての概要説明とし、認定第2号以降につきましては、それぞれの概要をご覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 令和2年度一般会計の決算は、歳入総額289億8,351万768円に対しまして、歳出総額282億791万1,298円、差引残額7億7,559万9,470円となっております。 なお、翌年度に繰り越すべき財源6,130万2,000円がありますので、実質収支は7億1,429万7,470円となっております。 繰越明許費繰越額につきましては、衛生費から土木費までの19億9,704万2,000円となっております。その財源でありますが、既収入特定財源が5万7,000円、未収入の特定財源であります国庫支出金及び市債は19億3,574万円と一般財源6,124万5,000円となっております。 歳入総額は、予算現額310億1,285万7,000円に比べて20億2,934万6,232円の減となっております。この収入源の主なものは、14款国庫支出金2億3,702万78円、15款県支出金16億6,405万1,203円、21款市債1億6,870万円などです。 収入未済額は19億4,446万533円で、その主なものは、1款市税1億2,069万6,676円、12款分担金及び負担金525万7,686円、13款使用料及び手数料1,579万8,554円などです。1款市税の内訳は、市民税2,493万291円、固定資産税9,338万3,312円、軽自動車税238万3,073円となっています。また、14款国庫支出金1億5,602万8,000円、15款県支出金16億2,671万2,000円については、繰越明許事業となるものです。 不納欠損額は1,410万3,568円で、内訳は、1款市税のうち市民税が224万2,696円、固定資産税が1,118万3,475円、軽自動車税が47万7,900円、20款諸収入のうち雑入が19万9,497円となっています。 一方、歳出総額は、予算現額310億1,285万7,000円に対し、支出済額が282億791万1,298円となっています。 次のページをお開き願います。 翌年度繰越額は19億9,704万2,000円、不用額は8億790万3,702円です。執行率は91.0%となっております。 また、不用額の主な内訳は、2款総務費1億2,360万5,131円、3款民生費3億246万588円、4款衛生費7,002万4,570円、6款農林水産業費1,444万3,177円、7款商工費3,623万5,705円、8款土木費6,788万6,154円、9款消防費1,943万3,719円、10款教育費1億1,049万6,786円、11款災害復旧費476万5,882円などです。 以下、認定第2号の北秋田市国民健康保険特別会計から認定第17号の北秋田市大阿仁財産区特別会計の概要につきましては、記載のとおりでありますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。 以上が決算の概要でございます。よろしくご審議の上、認定くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  日程を続けます。 日程第35「認定第18号、令和2年度北秋田市病院事業会計決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 認定第18号、令和2年度北秋田市病院事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度北秋田市病院事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 決算報告書で概要をご説明いたします。3ページをお開き願います。 令和2年度北秋田市病院事業決算の概要につきましてご報告いたします。 北秋田市民病院については指定管理により運営を行っており、稼働病床数は222床で、前年度と同様となってございます。 会計については、収益的収入の第1款事業収益予算額6億1,234万6,000円に対し決算額6億1,227万8,461円で、6万7,539円の減となりました。内訳としては、第1項医業収益予算額1,000円に対し決算額ゼロ円、第2項医業外収益予算額6億1,234万4,000円に対し決算額6億1,227万8,461円、第3項特別利益予算額1,000円に対し決算額ゼロ円であります。 収益的支出においては、第1款事業費用予算額9億1,148万9,000円に対し決算額9億1,142万817円で、不用額6万8,183円となりました。内訳としては、第1項医業費用予算額7億2,769万2,000円に対し決算額7億2,762万8,973円、第2項医業外費用予算額1億8,379万4,000円に対し決算額1億8,379万1,844円、第3項特別損失予算額2,000円及び第4項予備費予算額1,000円は決算額ゼロ円であります。 資本的収入においては、第1款資本的収入予算額2億7,489万円に対し決算額2億7,359万5,945円で、129万4,055円の減となりました。内訳としては、第1項出資金予算額1億4,066万2,000円に対し決算額1億4,036万8,603円、第2項他会計負担金予算額1億1,282万8,000円に対し決算額1億1,282万7,342円、第3項企業債予算額2,140万円に対し決算額2,040万円であります。 資本的支出においては、第1款資本的支出予算額2億7,489万円に対し決算額2億7,359万5,945円で、不用額129万4,055円となりました。内訳としては、第1項建設改良費予算額2,392万9,000円に対し決算額2,263万5,800円、第2項企業債償還金予算額2億5,096万1,000円に対し決算額2億5,096万145円であります。 一時借入金については、限度額1億円に対し期間中における借入れはありませんでした。 また、当年度純損失は2億9,914万2,356円となり、累計で37億2,407万360円となりました。 また、患者数につきましては、13ページに記載しておりますが、入院患者数で計画6万5,361人に対し、6万4,467人で894人の減、外来患者数では計画12万2,868人に対し、11万4,233人で8,635人の減となっております。 以上が令和2年度北秋田市病院事業会計決算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第36「認定第19号、令和2年度北秋田市水道事業会計決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご提案いたします。 認定第19号、令和2年度北秋田市水道事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度北秋田市水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 決算報告書の2ページをお開き願います。 令和2年度北秋田市水道事業会計決算の概要でございます。 業務予定量及び実績については、給水予定件数1万2,883件に対し1万2,906件の実績、年間総給水予定量301万2,135立方メートルに対し311万9,237立方メートルの実績となりました。 主要な建設改良事業としては、七座浄水場場内整備工事、配水管布設工事等を実施しております。 経理については、収益的収入の第1款水道事業収益決算額は8億5,363万1,571円となり、収益的支出の第1款水道事業費用決算額は8億7,469万6,047円となっております。また、資本的収入の第1款資本的収入決算額は2億9,234万3,130円となり、資本的支出の第1款資本的支出決算額は3億9,773万7,572円となりました。 議会の議決を経なければ流用できない経費中、職員給与費は予算額9,408万1,000円に対し決算額は8,969万5,759円、交際費は予算額10万円に対し執行がありませんでした。 棚卸資産購入については、購入限度額2,616万3,000円に対し購入累計額が1,949万8,193円となりました。 当年度未処分利益剰余金は10億1,515万2,058円となり、その内訳は、当年度純損失2,788万7,012円、繰越利益剰余金10億2,434万2,148円、その他未処分利益剰余金変動額1,869万6,922円であります。同未処分利益剰余金の処分については、令和2年度北秋田市水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、うち1,869万6,922円を組入資本金に組み入れるものです。 以上が令和2年度北秋田市水道事業会計決算の概要であります。よろしくご審議のほどをお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第37「認定第20号、令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご提案いたします。 認定第20号、令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和2年度北秋田市下水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和3年9月9日提出。北秋田市長 津谷 永光。 決算報告書の2ページをお開き願います。 令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の概要でございます。 業務予定量及び実績については、排水予定戸数7,888件に対し7,213件の実績、年間総排水予定量224万7,433立方メートルに対し211万932立方メートルの実績となりました。 主要な建設改良事業としては、鷹巣処理区北部の面整備工事、マンホールポンプ設置工事、舗装復旧工事を実施しており、米内沢処理区では施設統廃合工事を実施しております。 経理については、収益的収入の第1款下水道事業収益決算額は13億7,417万1,083円となり、収益的支出の第1款下水道事業費用決算額は14億1,511万5,334円となっております。また、資本的収入の第1款資本的収入決算額は16億1,487万2,964円となり、資本的支出の第1款資本的支出決算額は17億924万3,031円、建設改良繰越額を7,400万円としております。 議会の議決を経なければ流用できない経費中、職員給与費は予算額4,965万2,000円に対し、決算額は4,877万2,938円となりました。 棚卸資産購入については、購入限度額34万8,000円に対し、購入累計額が15万1,855円となりました。 一時借入金については、限度額10億9,000万円に対し、期間中の借入れは4億円を借用しております。また、当年度純損失は4,136万9,219円であります。 以上が令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の概要であります。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、本決算については監査委員の意見書が提出されておりますので、代表監査委員より説明を求めます。 柴田代表監査委員。 ◎代表監査委員(柴田榮則) (代表監査委員 柴田 榮則君登壇) 5月に監査委員を拝命しました柴田です。機会がなく、ご挨拶が遅れましたが、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 それでは、令和2年度の決算につきまして、その審査結果を報告してまいりますが、審査は6月14日の病院事業会計を皮切りに、8月20日まで全課にわたる対面審査、そのほかに書類審査や合議会の開催などにより実施してまいりました。 審査の結果については、それぞれの意見書に記載しておりますが、いずれの計数も正確であり、適正であったことをまずもってご報告させていただきます。 それでは、各審査について申し上げます。 初めに、地方自治法に基づき審査に付されました一般会計・特別会計及び基金の運用状況について申し上げますので、お手元に一般会計・特別会計、基金運用状況審査の意見書をご準備いただきまして、恐縮でございますが、1ページをお開きいただきたいと思います。 審査に付されました会計は、一般会計のほか、特別会計が16会計となりました。これは、令和元年度に比べ3会計少なくなっています。下水道事業、農業集落排水事業及び特定地域生活排水処理事業の各特別会計が、下水道事業一本として企業会計へ移行したことによる減となっています。 次に、4ページ、5ページをお開きください。 歳入の総括表になりますが、一般会計の収入済額は289億8,300万円ほどになっており、元年度と比較して45億6,300万円、率にして18.7%の増となっています。また、特別会計16会計の収入済額合計は約105億4,200万円で、前年度比28億8,200万円、率にしまして21.5%の減となりました。 次に、歳出について申し上げますので、次の6ページ、7ページをご覧ください。 一般会計の支出済額は282億700万円で、対前年度比44億8,900万円、18.9%の増。特別会計は99億8,300万円で、28億4,100万円、22.2%の減となっています。 これら歳入歳出の主な増減要因は、一般会計におきましては建設事業等々の終了や、あるいは、予算化による開始等々による増減もありましたが、新型コロナウイルス対策として執行された40億9,600万円が大きな増額の要因となっております。その結果、一般会計の決算規模は過去最大となっています。 一方、特別会計の主な増減要因は、先ほど申し上げました、下水道事業、農業集落排水事業、特定地域生活排水処理事業の3特別会計が下水道事業として企業会計に移行されたことによります。 次に、普通会計における主な財政指標、これ比率になりますが、比率について申し上げますので、意見書の9ページをご覧ください。 この9ページから10ページに記載している各比率は、ご承知のこととは思いますが、国が定める統一要領で算出して自治体の財政状況を表すため、その時々の財政状況を客観的に把握する指標となります。また、併せて他の自治体、特に類似団体との比較を容易にするものでございます。したがいまして、仮に財政構造が悪化した場合は、これらの指標を見ながら、あるいは、類似団体と比較しながらその要因を探るとともに、健全化策を講ずることになりますが、一部の比率は地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法でございますが、この法の健全化基準との比較にも用いられておりますので、極めて重要な比率となります。 それでは、比率について申し上げますので、初めに、9ページ中段の経常収支比率をご覧ください。 令和2年度は95.4%と、前年度の96.1%に比べ0.7%改善されていますが、グラフのとおり、平成30年度より高止まりが続いています。グラフの下に解説文と参考として、令和元年度にはなりますが、県平均値などを記載していますが、この比率が高いほど経常的に歳入される一般財源に余裕がないということになりまして、結果的に財政構造の弾力性が失われることになるため、十分留意する必要がある比率となります。 次に、その下になります、財政力指数についてでございますが、ご覧のとおり、合併以降、ほぼ横ばいで推移しています。この比率は、普通交付税の算定に用いる基準財政収入額を基準財政需要額で除して算出するものですが、過去3年間の平均値を指標とするものです。解説文に記載のとおり、1に近いほど財源に余裕があるとされまして、1を超える場合は、普通交付税の不交付団体となるものでございます。 次に、10ページ中段からの実質公債費比率と将来負担比率でございますが、どちらも財政健全化指標として別冊でお届けしている財政健全化審査意見書にもその概要を記載していますが、両比率とも、合併直後に比べて改善が図られております。国が定める早期健全化基準をも下回っています。しかし、実質公債費比率が18%を超えますと起債発行に制限がかかりますし、将来負担比率も、比率が大きいほど将来の財政圧迫につながることになりますので、十分留意した財政運営が求められております。 以上、一般会計等についてその概要を申し上げましたが、監査委員としての見解は、今、申し上げました内容を含め、意見書の69ページ以降に記載しております。また、意見書には一般会計や特別会計の個別状況や前年度比較などのほか、56ページからは財産に関する調書、60ページから66ページには資料として、繰越明許事業実績額調書や市税等徴収金に係る収入未済及び不納欠損の状況、市債現在高の状況などを記載し、67、68ページには基金の運用状況も記載しましたので、いま一度ご覧いただきたいと思います。 次に、公営企業について申し上げますので、公営企業会計の意見書を準備いただきたいと思います。 公営企業会計の審査は、公営企業法に基づき審査に付されたもので、令和2年度の北秋田市公営企業は、冒頭申し上げましたとおり、下水道事業、農業集落排水事業及び特定地域生活排水処理事業の各特別会計が下水道事業として一本化され、企業会計へ移行したことによって、従来の水道事業、病院事業に加えて3企業会計となりました。 それでは、事業ごとに申し上げますが、最初に、水道事業について申し上げますので、意見書の3ページをお開きください。 令和2年度の水道事業は、本ページの中段、②セグメント別の主な内訳とその解説に記載しているとおり、漏水修繕等の効果などで有収率が全体で1.65%改善され、特に、鷹巣上水道につきましては4.93%の改善となっています。 その下段、経営の状態を示すと言われる供給単価と給水原価の関係では、その差額が立方メートル当たり47.82円となりまして、令和元年度と比較して24.93円拡大した結果となってしまいました。 次に、意見書14ページをご覧ください。 主な財務指標を見ますと、営業収支比率では、対前年度比で4%ほどの減少となりましたが、経常収支比率と自己資本比率は上向きとなりました。 次に、意見書15ページの収納状況について申し上げますが、現年度、過年度合わせて全体の収納率は、元年度と比較して1.6%ほど上がっています。ただ、過年度分だけで見ますと、約13%上がったことになります。 令和2年度の水道事業はこのような状況となっていますが、将来的には、人口減少に伴う収益の減少、また、逆に施設の維持、更新など、費用の増加が見込まれますので、先例事例などを参考にした経営を意見書16ページの「むすび」に記載しました。 次に、下水道事業について申し上げますので、意見書の18ページをお開きください。 まず最初に、決算の概要ですが、先ほどから申し上げているとおり、この会計は令和2年度から始まった会計です。したがって、特別会計であった令和元年度とは会計上の分類や計上の形式などが異なるために、基本的に令和元年度との比較はできません。また、類似団体指標についても、農業集落排水事業や特定地域生活排水処理事業を加えた下水道事業一本としての指標が示されておりません。そのようなことから、前年度数値や比較などは一部しか掲載しておりませんので、あらかじめご了承いただきたいと思います。 それでは、具体的な状況について申し上げますので、意見書の19ページをご覧ください。 業務量になりますが、令和2年度は令和元年度と比較して、処理区域面積が52ヘクタール拡大したものの、人口減少と並行する形で、処理区域内人口及び水洗便所設置済人口が減少しています。また、使用料収入の基礎となる表下段の有収率も、元年度と比較すると7%ほど減となりました。 次に、20ページの使用料単価と汚水処理原価になりますが、これは、水道事業の供給単価と給水原価と同様、経営の状態を示す数値として、経営を検証する場合の重要な数値となります。その令和2年度の差額が、事業全体で立方メートル当たり約24円となり、収入、使用料単価のほうでございますが、収入154円に対して、経費、これ汚水処理原価になりますが、収入154円に対して178円の経費がかかっているということを示しております。 次に、意見書30ページの主要財務指標をご覧ください。 先ほどから申し上げているとおり、企業としては令和2年度からの開始となりますので、前年度や類似団体との比較はできませんが、指標の見方はそれぞれの解説文に記載しているとおりとなりますので、ご覧いただきたいと思います。 したがいまして、下水道事業に関しましては、まず、経営の基本となる経営計画の早期策定、これを意見書33ページの「むすび」に記載し、その中で財政基盤の確保と安定を図っていただきたいというふうに思っております。 最後に、病院事業会計について申し上げますが、意見書の36ページからとなります。 ご案内のとおり、病院事業会計は指定管理者制度の利用料金制により運営されておりますので、経営の根幹をなす医業収益がない特異な会計となっています。したがいまして、病院経営を検証する上で重要となる比率、医業収支比率や経常収支比率等の各比率も算定できませんが、引き続き、指定管理者との綿密な連携を基に経営するよう意見として記載しました。 以上、お時間をいただきましたが、認定第1号から認定第20号に関する決算審査の結果を報告させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  これより昼食のため、1時25分まで休憩いたします。 その後に質疑に入ります。   (休憩)                    (12時26分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開します。   (再開)                    (13時25分) ○議長(黒澤芳彦)  これより質疑を行います。 初めに、認定第1号、令和2年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第17号、令和2年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの17件について質疑を行います。 あらかじめ申し上げますが、本件については決算特別委員会を設置して付託する予定であります。したがいまして、細部にわたらないよう大綱にとどめていただきたいと思います。 それでは、これより本件に対する質疑を行いますが、認定番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第18号、令和2年度北秋田市病院事業会計決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第19号、令和2年度北秋田市水道事業会計決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第20号、令和2年度北秋田市下水道事業会計決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております認定第1号から認定第20号までの20件については、17名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思いますが、これにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第20号までの20件については、17名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長と議会選出監査委員を除く全議員17名を指名いたします。 ここで、決算特別委員会の委員長及び副委員長互選のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (13時29分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (13時40分) ○議長(黒澤芳彦)  決算特別委員会において、委員長及び副委員長が選任されましたので、ご報告いたします。 委員長に佐藤 光子議員、副委員長に杉渕 一弘議員であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第38「陳情第41号、沖縄戦戦没者の遺骨等が混入した土砂を辺野古新基地建設のための埋め立てに使用しないことを国に求める意見書提出に関する陳情書」については、請願・陳情文書表に記載のとおり、総務文教常任委員会に付託し、審査をお願いすることにいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。   (散会)                    (13時41分)...